めるまが 第5歩です HPV薬害訴訟を知ろう 10/7被告側専門家証人尋問編
■◆■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2024.10.10━
めるまが「HPVワクチンのほんとうのこと」№5
発行:HPVワクチンのほんとうのことを知って欲しい実行委員会 めるまが編集局
めるまが過去履歴は→ https://sites.google.com/honntounokoto.com/merumaga
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1240名に発信━■◆■
私たちは「HPVワクチンのほんとうのことを知って欲しい実行委員会」です。
ポスターや動画、お話会を通じて、誰も伝えない、どこにもない、
HPVワクチンのほんとうのことを伝える活動を行っています。
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稲が実る頃に畦道に咲く彼岸花。なぜここに咲いているのか、自分でお米を作るよう
になって知りました。彼岸花の球根に毒性がありモグラなどが嫌うニオイも放つので
寄せ付けない効果があるとか。畔を守るための先人の知恵だったんですね。(kiyo)
▼写真
https://drive.google.com/file/d/1BdFjf3wOuc45y9KzOqYB6sUuAu51oJI8/view?usp=drive_link
今回のテーマは「HPVワクチン薬害訴訟を知ろう。10/7被告側専門家証人尋問編」です。
いつもより長めですが、最後までお読みいただければ幸いです。
その前にお知らせです。
10/26(日)にHPVワクチン東京訴訟支援ネットワーク第8回記念総会&シンポジウムが
開かれます。原告団代表の酒井七海さんをはじめたくさんの原告の方が参加予定です。
ぜひご参加ください。
▼チラシ画像
https://drive.google.com/file/d/1Uq4VkG6pQZnLrLLDsqeMoNJvTqbNdtuN/
文末に直近のおはなし会・イベント情報も紹介させていただいています。
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【1】「HPVワクチン薬害訴訟を知ろう 10/7被告側専門家証人尋問編」
園生雅弘医師の尋問について
HPVワクチン薬害訴訟九州弁護団 緒方枝里
2024年(令和6年)10月7日、福岡地方裁判所で行われたHPVワクチン薬害
訴訟の期日で、被告側専門家証人の一人目である園生雅弘医師(以下、「園生医師」と
いいます。)の尋問が行われました。
園生医師は、被告企業であるGSKが申請した証人で、筋電図検査や機能性神経障害
(FND)を専門とする帝京大学教授の脳神経内科医です。
園生医師からは、HPVワクチン接種後の副反応症状を訴える患者を直接診察したと
いう話は一言もなく、おそらく、実際には一人も患者を直接診たことはないと思われ
ます。にもかかわらず、無責任にも、原告たちの訴える症状は、機能性神経障害(F
ND)等の心因性疾患で説明できる、免疫治療が効いたのはプラセボ効果だと言い、
原告側の証人である鹿児島大学医学部の髙嶋博教授が、複数の患者を直接診療した
結果、原告たちの病態は自己免疫機序のびまん性脳障害であると証言されたことと
真っ向から対立する内容でした。
機能性神経障害(FND)とは、アメリカ精神医学会によって発表された精神疾患の
診断分類であるDSM−5に掲載された疾患で、園生医師の意見書によれば、神経系の
疾患のうち、実際に神経が傷ついたり、圧迫されたり、炎症があったり、血管が詰
まったり、細胞が死ぬ・ないし異常発火を起こしたりというように、実際に解剖学的
に目に見える障害あるいは生理学的に確実な異常が起きるものを器質的疾患(器質性
神経障害)と呼ぶのに対し、神経系に器質的障害はないが神経回路がうまく働かない、
すなわち神経機能としてうまく働かなくなって、器質性神経障害と類似の神経障害を
生じるものが「機能性神経障害(FND)」であると説明されています。
園生医師は、原因となるストレスが一見して見当たらない原告のことはどう理解すれ
ばいいのかとの被告代理人の質問に対し、何をストレスと感じるかは人それぞれであ
り、ストレスが「ない」のではなく、抑圧されていて「見つからない」だけだとした
上で、真面目で優秀な子ほどストレスが多いなど、個人の主観にすぎない考えを証言
しました。
また、免疫治療による治療効果はプラセボ効果と言いながら、機能性神経障害(FND)
の患者に対する治療は、脳神経内科医の説明が治療の第一歩であり、病名を告げ、神経
に器質的な障害はないので必ず治ると言えば、それだけで症状が改善することが多い、
その後は動かし方を忘れているだけなので、障害部位から気を逸らしてのリハビリテ
ーションが有効だと証言するのみで、結局、園生医師の勧める治療法の治療効果は
よくわかりませんでした。
次回、2025年(令和7年)1月20日は、弁護団による反対尋問になります。
裁判官に、園生医師の証言がいかにいい加減なものであるかわかってもらえるよう、
鋭意準備中ですので、ぜひ多くのみなさまに応援に来ていただければ幸いです。
よろしくお願い致します。
以上
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【2-1】裁判を傍聴して(内科医の立場から、梶山智子)
原因不明と言われたものが、医学の進歩、医師の努力により解明されていき、原因が
わかり、それに対して治療が行われ患者さんは症状から解放されていく。
それは当たり前の医療の在り方ではなかろうか。
園生先生が提唱するFND。肌感覚で、FNDのなかにはまだ原因を証明できるものは
ある気がした。
それが西洋医療の限界なの?
患者さんにとって安心が大切なこと、一定数プラセボ効果があること、は臨床経験、
また西洋医療の枠を超えた今だからこそよく理解している。
高嶋教授をはじめとして、HPVワクチンによる自己免疫性脳炎脳症を診断する先生
方は、『あれ?』という、医師としての違和感をキャッチし、原因不明の中からワクチ
ンとの関連性を見出されている。
この感性こそ医者である前に人であるべき我々医療者に今問われていることだと思う。
その感性に蓋をするものは何か?
名声や製薬会社とのイロイロ、
医学教育もあるかもしれない。
最後に園生医師が言った
『HPVワクチンのことはよく知らないが有用と言われている〜』
知らないのに法廷に出て来て証言?!今日の話は何だった?
医療の恥を露呈したなんとも悲しい時間だったと思う。
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【2-1】裁判を傍聴して(HPVワクチン薬害訴訟九州原告団代表 梅本邦子)
Facebookに2024/10/8 19:31投稿された内容をご紹介します。
『HPVワクチン被害者を診たこともない、HPVワクチンの事も知らない、
そういう人が専門家証人なんです。』
https://www.facebook.com/share/p/L5z15EqTHXqn62xs/?
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